• 判　　型：B5変型
• 総ページ：108ページ　オールカラー

慶応元年創業の老舗ですが、モータリゼーションの時代の到来を予測して、小田原市風祭に一大ドライブインをオープンさせるなど、伝統のかまぼこづくりを重んじつつ、革新的な企業であり続ける小田原鈴廣。かまぼこづくり一筋、創業150年を節目として書籍の企画を立ち上げました。子どもたちの魚ばなれ、食生活の乱れが問題となるこの頃、かまぼこが何から出来ているかも知らない子どもにも、美味しく栄養のある食べ物として、楽しくかまぼこの全てを知ってもらえる本を、というご要望に応えた本です。
1本のかまぼこは6～8匹の魚から出来ています。もともと魚だったとは思えない、白くてぷりぷりした食感。その“ひみつ”は？　かまぼこの栄養はカラダの中でどうなっていくの？　夏目漱石もかまぼこを食べていたってホント？　おススメのかまぼこの食べ方から美味しいレシピ、揚げかまぼこの作り方もご紹介しました。
鈴廣は「魚を科学する」魚肉たんぱく研究所を設立し、科学的分析を製造過程に生かしたり、栄養面への科学的探究を進めたりしています。本の制作にあたっては、研究員やかまぼこ職人の方々にも全面協力をいただき、イラストや写真での表現にも工夫に工夫を重ね、ひと目でよくわかる！　ビジュアルに強い弊社の特色を生かせた本となりました。
鈴廣では販促物としての活用だけでなく、子どもの食育に役立てばとの想いから東京・神奈川の小中学校に贈本しました。